不動産投資を始めようとしたとき、「築古戸建」は比較的安く始められることから、初心者に人気の選択肢です。
僕自身も約80年の築古戸建を購入し、現在も家賃収入を得ています。今回は、その実体験をもとに、「築古戸建って実際どうなの?」という疑問に答えていきます。
良かった点①:とにかく安く買えた
僕が購入した築80年の戸建は、価格が非常に安く、ローンを組まずに現金で購入できました。
これによって精神的にも経済的にもプレッシャーが少なく、初めての投資としては最適でした。
良かった点②:固定資産税が安い
築年数が古い分、固定資産税評価額も低く、税金負担が非常に軽かったです。
長期で保有する場合、この点は地味に大きなメリットになります。
良かった点③:自分で修繕やDIYを経験できた
多少の修繕が必要だったので、DIYを通して物件に愛着が湧きました。
また、次に投資する際の「リフォーム費用の目安」や「施工業者との付き合い方」など、実践的な知識が身につきました。
後悔した点①:見えない劣化が多い
見た目は綺麗でも、床下や配管など、見えない部分がかなり傷んでいることがあります。
購入前に専門家にインスペクションを依頼すればよかったと思う所もありました。
後悔した点②:借り手がすぐ見つからなかった
立地が地方のやや不便な場所だったため、入居者が決まるまで時間がかかりました。
賃貸需要のリサーチは「超」重要だと痛感しました。
後悔した点③:出口戦略が難しい
築年数が古すぎると、売却する際に買い手が見つかりにくくなります。
「最悪、土地として売れるか?」という視点も、購入前に持っておくべきでした。
まとめ|築古戸建投資は「勉強代」のつもりでやるのが吉
築古戸建投資には、メリットもあれば落とし穴もあります。
とはいえ、リスクを抑えて不動産の経験を積めるチャンスでもあります。
僕自身、反省点は多々ありますが、トータルで見れば「買って良かった」と思っています。
次回は、築古物件の「リフォーム・修繕費用のリアル」について、実例を交えて紹介したいと思います!
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